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2006/03/25

小川洋子「博士の愛した数式」

 皆様、体調悪くてご心配かけてます。ここ1週間ほどの間の風邪の主な症状は以下。



喉の痛み
鼻水
鼻血(粘膜が酷使に耐えかねたっぽい。鼻腔の奥に違和感もあり)
頭痛
悪寒
発熱
口内炎(多分。舌先がぷちっと違和感)
じんましん(長引く風邪で内臓がメルトダウン気味)
歯痛(これは風邪というより詰め物が取れたのが直接原因…でも歯肉もゆるんでるかも)
関節痛(多分発熱の影響)

☆万国病気博覧会実施中☆ orz

 …そんな体調不良の中、あんまり頑張らないで読んだ本。今年読了した本13冊目、小川洋子:著「博士の愛した数式」新潮文庫:刊。

 実は同僚のプッシュで買った本である。「なかなかじんとくる場面がたくさんあったんだけど、数学の定理の話がちっともわからなかったから、そういうの知ってる人はもっと感動すると思うのよ」という感じで紹介された私は教育学部卒のなんちゃって数学家(「家」がつくとなんか偉そう!?)。んで、読んでみました。

 …淡々と流れていく静かな時と、その合間合間にはさまる小さなドラマ。主人公と息子と博士の間に存在する確かに暖かいもの。ああ、なんか映画になるのがわかる。物語自体は(最近読んでる本の中では刺激が少ないが…だって人が死なないんですよ!?)恋愛とも友情とも違うけれども、そのどちらも含んでいそうな微妙な心理の揺れを描きながらきれいに進んで行く感じ。その時々にはさまる数理・公理の美しさとそれらと周囲の人々の数値的特徴を結びつけて語る博士の純粋さ。
 …でもどうも疑問に思うんですけど、数学的な要素をどうやって映画にしたんだ?これは文字で追うからこそ面白い要素だと思うんだけど。むしろタイガースにまつわるエピソードの方が動的で映画向けなんだけど、数学を省いてタイガースに関係した部分(野球観戦とかプロ野球カードとか)ばかりをとりあげて構成すると「博士の愛した江夏」になってしまうし。
 気になるので機会があったら映画版のビデオでも見てみよう、と思いました。

 純文学系のゆっくりした展開の好きな人向け。…でも個人的には「水の迷宮」のイメージの方が美しく感じたなあ。数理・公理の美しさは、わざわざドラマ仕立てで説明されるまでもなく自明だもんねえ?(←それとも世間一般の人はそう思わないんでしょうか?)

 そしていらん呟き。博士のこだわりが「素数」でよかった。こだわりの対象がベクトルだったら懐かしすぎて笑っちゃうよ!?(「ベクトルは美しい」でピンと来る人だけ一緒に笑ってください…)

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コメント

病気博覧会のときに、数学系の本が読めるなんて…すごいわっ!
私には無理ざんす~。元気なときでもわけわかめになりそーですぅ(^^;)

ともあれ。早く治してくださいね~!

投稿: ぷるるん | 2006/03/26 20:34

ぷるるんさん、応援ありがとうです~。

抗生物質が徐々に効いてきてる感じデス。
明日は離任式だよ…あんまりドライだと顰蹙買いそうだなあ…

投稿: NOIRA | 2006/03/26 20:57

薬が効いてきてるとのことで、安心しました。お大事にして下さいね。
「博士の愛した数式」たしか今年の日本のアカデミー賞(だと思ったんですけど)の何かの賞を受賞してましたよ。

投稿: みわみわ | 2006/03/27 00:33

みわみわさんこそ、体調はいかが?

明日は温泉に1泊です。
…誰かにうつして元気になる予定(鬼畜)w

投稿: NOIRA | 2006/03/27 00:51

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